プログラムの概要と説明
異業種の仲間と共に研修を受けることで多様な価値観や考え方に触れ、社内研修では得られない経験を通じて視野を広げます。また、研修最終日は国際大学協力のもと、留学生とワークを行うことでより多様な価値観に触れ、グローバルな視点も身につきます。
グローバル化やIT化など激変する外部環境に対し、これまでと同じやり方・考え方ではなかなか対応することが難しい時代になっています。異業種の仲間との研修を通じて社内研修では得られない刺激や自分とは違う考え方や価値観に触れることによって視野が広がり、変化に柔軟に対応できる人材へと成長が期待されます。また、国際大学の協力のもと留学生ともセッションを行うことで、グローバルな視点も合わせて身につけることが可能です。大手IT企業、大手住宅メーカー、大手電鉄会社など、様々な業種のお客様にご参加をいただいております。
異業種交流研修プログラムの目的
- 他業界の状況を知ることで、自社を取り巻く環境だけにとらわれるのではなく、経済、社会、技術も含めた広い視野、長期的な展望で事業を考えるヒントをつかむ
- ビジネスにおける社外の人的ネットワークを構築する
- 日本のビジネスマンの課題である、グローバルセンスへのヒントをつかむ
ポイント
- 他社の方々との交流を通じて、多様な考えに対する刺激を受ける
- 市場感覚の醸成を深めることにより社員一人一人の視野拡大を図り、既存プロセスの改善に繋げていく
- 市場における生の情報に対する感度を高める
ご提案事例
【対象】 30代~40代社員
【題材】 マーケット分析、ビジネスシュミレーション、ケーススタディ等の共通テーマを利用したチームによる研究
【形式】 集合研修+ML等を利用した自己学習
【期間】 3ヶ月(毎回1日~半日程度を想定)全5回セッション
第1回セッション
テーマ | 「チームビルディング研修」によるコミュニケーションとネットワーク構築 |
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方法 | ワークショップ形式 |
習得目標 | ワークショップ型のプログラムにより、お互いの強みを認識する お互いの価値観を理解し合うことで、より深いチームビルディングを醸成する 自分と相手のコミュニケーションの癖を認識し、今後議論していく上での土台を作る |
第2回セッション
テーマ | 事業環境分析 |
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方法 | クリティカルシンキングと事業環境分析(講義、演習、討議) 論理展開の2つのタイプ 原因追究と因果関係把握のポイントをつかむ 自社と自社をとりまく事業環境分析 |
習得目標 | 経営分析理論の一つであるSWOT分析の手法を理解し、それぞれの企業、産業における課題や挑戦を理解し、ビジネスにおける事業環境と戦略の関係を理解する |
第3回セッション
テーマ | 成長戦略 |
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方法 | ケーススタディ(ハーバードビジネススクールケース:EMIとスキャナー)による討議、演習 新規参入の際の業界分析のプロセス 新規産業分野への多角化のリスク、課題 製品ライフサイクルの理解および各ステージにおける戦略 |
習得目標 | 新たな事業分野に進出する際の分析方法、意思決定を学ぶ 産業、企業における新規事業への参入状況の分析を行い、競争優位、事業環境、成長戦略との関連性を探る |
第4回セッション
テーマ | グローバル化 |
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方法 | ケーススタディ(ハーバードビジネススクールケース:ヒューレッドパッカード・シンガポール)による討議、演習 国際企業、多国籍企業とグローバルに統合された企業の違い グローバル化の発展段階 グローバル化された企業の例 |
習得目標 | 距離的にも、文化的にもかけ離れている海外での事業で、現地の事業所に技術開発能力をつけることの難しさを理解し、何が必要かを考える それぞれの産業、企業における海外展開手法の違いについて理解し、事業環境、事業戦略に沿った海外展開とは何かを探る |
第5回セッション
テーマ | 言葉・地域を超えたビジネスの在り方 |
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方法 | 国際大学における宿泊研修(2日間)で、在校生(留学生:アジア地域中心の学生)との対話(可能であれば英語)を行い、ビジネスの普遍性へのヒントをつかむ 初日:交渉術基礎・異文化環境での交渉術 研修終了後、留学生を交えた懇親会開催予定 2日目:グローバルリーダーシップ、留学生とのディスカッション(テーマはグローバル化と仕事) |
習得目標 | 異なる背景や価値観を持った留学生との対話を通じて、ダイバーシティーの本質について理解を深める |
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